【加点で差をつける!(全10回)】第9回:IT導入補助金2025の加点項目「健康経営優良法人2025」とは?

IT導入補助金2025では、事業者の経営姿勢や社会的信頼も、採択の判断材料のひとつになります。
その中で注目されている加点項目が【健康経営優良法人2025】の認定取得です。

この記事では、この認定の概要と、補助金加点との関係についてわかりやすく解説します!


健康経営優良法人制度とは?

「健康経営優良法人認定制度」は、経済産業省が推進する制度で、
従業員の健康管理を経営的視点から戦略的に取り組んでいる法人を、国が認定する制度です。

認定は次の2区分で実施されています:

区分対象
大規模法人部門(ホワイト500)主に上場企業など大規模法人
中小規模法人部門(ブライト500)中小企業・小規模事業者が対象

👉 中小企業でも比較的取りやすい「中小規模法人部門(ブライト500)」が、補助金加点の対象です。


IT導入補助金での加点対象枠

この認定を受けている企業は、以下のすべての申請枠において加点対象となります。

申請枠加点対象
通常枠
インボイス枠(対応・電子取引類型)
セキュリティ対策推進枠
複数社連携IT導入枠

認定取得の流れ(中小企業向け)

  1. 「健康経営」の実践(例:定期健康診断、ストレスチェック、禁煙支援など)
  2. 日本健康会議へのエントリー(毎年秋ごろ受付)
  3. 審査・申請書提出
  4. 毎年3月に認定法人が発表される(※2025年版はすでに発表済)

▶ 認定一覧(2025年):経産省 健康経営優良法人2025 認定法人一覧


加点される理由とメリット

  • 健康経営に取り組む企業は、持続可能で従業員を大切にする経営体制と評価される
  • 国の「人への投資」「働き方改革」方針に合致
  • 社会的信用度や採用力の向上にもつながる

ワンポイントアドバイス

  • 認定を受けていない場合も、過去の申請実績や準備中であることを明記すれば、今後の申請加点に活かせます
  • 来年度の認定取得に向けて、今年から取り組みを始めるのも十分価値あり!
  • 社内掲示や対外的なアピールにも使えるため、PR効果も高い認定です

申請状況の確認や認定準備のご相談はIT WORKSへ!

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そんな疑問も、補助金・認定制度に詳しいスタッフがサポートします!


まとめ

「健康経営優良法人2025」への認定は、全ての申請枠で加点される強力な評価ポイントです。
今すでに認定されている方はもちろん、これからの準備でも、経営改善+補助金対策の両面で有利になります。

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