【加点で差をつける!(全10回)】第10回:IT導入補助金2025の加点項目「くるみん・えるぼし認定」とは?

IT導入補助金2025では、国が推進する働き方改革・ダイバーシティ経営への取り組みも、採択時の加点対象とされています。
その代表的な取り組みが、【くるみん・えるぼし認定】です。

この記事では、認定の概要と補助金加点との関係について詳しく解説します!


くるみん・えるぼし認定とは?

くるみん認定

厚生労働省が認定する「子育てサポート企業」
育児と仕事の両立支援を積極的に行っている企業に付与されます。

条件例:

  • 育児休業取得率や短時間勤務制度の整備
  • 行動計画の策定と達成

えるぼし認定

女性活躍推進に取り組む企業が対象。
女性管理職比率、採用比率、勤続年数などの観点から評価されます。

条件例:

  • 女性の管理職登用実績あり
  • 労働時間や福利厚生における女性への配慮
  • 行動計画と実績の報告

いずれも「次世代育成支援対策推進法」や「女性活躍推進法」に基づく国の認定制度です。


IT導入補助金での加点対象枠

この認定はいずれか1つ(くるみん・えるぼし)を取得していれば、全申請枠で加点対象となります。

申請枠加点対象
通常枠
インボイス枠(対応・電子取引類型)
セキュリティ対策推進枠
複数社連携IT導入枠

該当しているか確認するには?

  • 厚労省「認定企業検索システム」で、社名または所在地から確認可能
    くるみん・えるぼし企業検索
  • 自社が取得済みであれば、認定証やURLを添付することで申請時の加点対象となります

加点される理由とメリット

  • 子育て支援・女性活躍推進は国の最重要政策の一つ
  • これらに積極的な企業は、持続的・健全な経営ができると評価される
  • 採択率の向上に加えて、採用力・企業イメージの向上にもつながります

ワンポイントアドバイス

  • 現在取得していない場合も、今後の認定取得に向けた社内整備を始める価値あり!
  • 就業規則や社内制度を整えるだけでも、今後の加点獲得の準備になります
  • 認定取得は補助金以外の各種表彰・自治体支援の対象にもなりやすく、長期的な経営施策として非常に有効です

自社が対象か不明な場合は、IT WORKSが一緒に確認します!

「うちって該当してるの?」「認定の証明ってどうやって出すの?」
そんな方は、補助金と認定制度の両方に詳しいIT WORKSにご相談ください!


まとめ

「くるみん・えるぼし認定」は、“人に優しい経営”を証明する加点項目です。
制度に関心がある方も、すでに取得している方も、IT導入補助金の申請時にはぜひ活用していきましょう!

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